温帯域に広く分布する
シキシマハナダイ。
深海の宝石と言われるほど美しい魚だけど、生育場所が水深50m以深でダイバーがお目にかかることはなかなか難しいと言われていますが、、、
春から初夏にかけて、
玄界灘沖ノ島のポイント、屏風やインペリアルに潜ると繁殖のためか、鮮やかな婚姻色を纏った彼らを水深20m前後で観察、撮影するチャンスがあります。
なかなか天候が安定しない時期なんですが、水中写真家の中村卓哉さんと
シキシマハナダイの撮影に挑戦してきました。

<沖ノ島の手前、オオミズナギドリの大群に遭遇。>
まず水深40mくらいまで降りていくと、
シキシマハナダイが密集して泳いでいます。

少し水深を上げるとサクラダイ、ナガハナダイとの混泳になり、水深20〜15mになるとキンギョハナダイと混泳しています。

<撮影 中村卓哉さん ナガハナダイの婚姻色も美しい>
婚姻色ギラギラの個体は上の方に多い印象です。
キンギョハナダイより沖側を泳いでるのでかなり沖まで泳いでアプローチするとうまく撮影できそうです。


<撮影 中村卓哉さん 腹ビレの白がとても目立ちます>

<撮影 中村卓哉さん イサキと混泳。沖ノ島ならではの光景。>
少ないチャンスでしたが素晴らしい写真を撮影していただきました。
ありがとうございました。
僕も少しだけ動画を撮影しました。
水深40m付近の映像です。
次回、
シキシマハナダイ撮影会は5月14、15、16の3日間。
ハナダイ写真家の佐野誠一郎さんをお招きして開催します。
お問い合わせは下記サイトよりお願いいたします。
https://stingraycruise.com/inquiry/******************************
玄界灘Discovery Cruise
ガイド 木村尚之
https://stingraycruise.com
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