「トカラ列島を縦断したい!」屋久島の南から奄美大島の北西にかけて、実に160kmに渡って連なるトカラ列島。

僕らの母港、枕崎から奄美大島まで直線距離で約320kmある。
東京ー名古屋間が直線で260kmちょい、と言えばその広大さが実感できるだろう。
これまでのクルーズでは悪石島まで行って枕崎に戻る、というパターンが最長移動だった。
しかし考えてみると、枕崎から悪石島まで行って引き返すのと、そのまま宝島経由して奄美まで行くのと距離はほぼ同じ。
なら、いっそ片道奄美まで行く下り便と、奄美から枕崎を目指す上り便を企画すれば効率的だし、これまで4日間や5日間では辿り着かなかった宝島も潜ることができる。

ゲストは往復乗船も可能だし、枕崎から、または奄美からの片道でも参加できる。
この広いトカラ列島全域を効率よく攻めるにはこういうのも面白いんじゃなかろうか?
と言う訳で、年間を通じて安定する確率の高い11月上旬に企画したのがこのプラン。
もちろん、天気は気まぐれ。うまく凪に当たらない可能性は否定できない!と、時化た時の言い訳を軽く挟んで(笑)、このツアーの見所解説をはじめよう♫
<スケジュール>まず前半戦の下り便。
集合は10月30日の夜、21時ー22時に鹿児島空港又は23時ごろ鹿児島中央駅となる。
合流後送迎車で枕崎まで移動してクラブハウスに1泊。
10月31日の朝枕崎を出港。
鬼界カルデラを潜って硫黄島の島宿ほんだに宿泊。
11月1日は口永良部、芽瀬、口之島と潜って中之島民宿海咲に宿泊。
11月2日は諏訪之瀬島、悪石島と潜って宝島民宿浜坂荘に宿泊。
11月3日、宝島、行ければ横当島を潜って奄美へ上陸。
奄美大島のビジネスホテルに宿泊して打ち上げ。
下り便で終了する方は翌日4日に奄美から各地へ帰る。
後半、
上り便のメンバーは11月4日に奄美集合。(時間は何時でも大丈夫です)
そのまま奄美に1泊。
11月5日早朝出航して横当島経由宝島と潜って宝島民宿浜坂荘に宿泊。
11月6日は宝島、悪石島と潜って中之島民宿海咲に宿泊。
11月7日は中之島、口之島、芽瀬と潜って硫黄島島宿ほんだに宿泊。
11月8日に鬼界カルデラ周辺で潜って枕崎へ帰港。
枕崎クラブハウスに宿泊して打ち上げ。
11月9日に鹿児島空港(鹿児島中央駅)より各地へ、となる。
<前半戦 下りクルーズ>

越智隆治さんは海外を中心にイルカ、クジラ、アシカ、カジキなど様々な海洋生物と泳ぐスペシャルトリップをたくさん開催している。
広大な海で野生生物を探して、アプローチして、という経験値は誰よりも高いのではないだろうか?
実際玄界灘ではサーディンランやクロマグロの撮影に成功。
さらに誰も近づけなかったイルカとあっという間に仲良くなって撮影に成功、、、
僕らはそのマジックのようなスキルににただただ魅了されている。
探して見つけてワンチャンスをものにする。


この広いトカラの海で今まで遭遇したこともないような生物を、越智さんなら見つけることができるかもしれない。
じっくり撮影する、というより大物との一瞬の出会いを切り取る。
そんな冒険的要素の高いクルーズを一緒にやってみよう!という企画です。
<上り便 ゆるカタコンビと行く、トカラ撮影クルーズ>

上り便は昨年初めてトカラ列島で本格的な撮影クルーズを行なったゆるカタコンビ、むらいさち さんと中村卓哉さんの撮影クルーズを開催。
鬼界カルデラやトカラ列島でじっくり撮影したらどんな作品が撮れるのか?
という期待の上をいく素晴らしい写真で僕らの度肝を抜いてくれたコンビんが再びトカラの海に帰ってきます。
カラフルなサンゴ、大物、地形などそれぞれのポイントでテーマを決めてバリエーション豊富なこの海域を、バリカタとゆるふわ、両極端なアプローチで一緒に撮影する。
昨年は水中オーロラやマンタ、タイガーシャークや美しいサンゴの群生の撮影に成功。
持ってる二人と野生の海。
究極のフォトダイブクルーズを目指した企画です。



写真は昨年のツアーの参加者、國清さん撮影です。
*遠征料金 上り便、下り便共に ¥275,0005泊10食(朝3、昼4、夕3)、10ダイブ、空港送迎、消費税込み
往復参加特別価格 ¥440,00010泊20食(朝6、昼8、夕6)、20ダイブ、空港送迎、消費税込み
*注意事項
下りツアー参加の方
行き=鹿児島空港21時−22時頃集合です。
帰り=天候によっては奄美に辿り着けない可能性もあり、
その場合は枕崎に戻ります。帰りの航空便は必ず
奄美ー鹿児島経由便をご予約ください。
上りツアー参加の方
行き=下りツアーが奄美に到達しない可能性もあります。
行きは鹿児島経由便奄美行きでご予約ください。
奄美到着時間は午後15時以降でお願いします。
帰り=帰り便は9日15時以降の鹿児島発をご予約下さい。
初企画だけど見所満載のこの企画。
往復便共にゲスト7名の少人数で開催予定。
お問い合わせはお早めにお願いします。
と言うことで今シーズンも、素晴らしい薩南、トカラの海でご一緒できるのを楽しみにしています。
~ 終わり ~
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2020年の薩南&トカラDiscovery Cruiseスケジュール、お問い合わせ、ご予約は↓
https://tokara-dive.jp<黒潮ガイド 木村尚之の2020クルーズの見所解説>
春編
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