トカラ行きたいけど、いつがオススメ〜??
という声にお応えして始まった見所解説。
さて連載2回目は初夏(5−6月)の見所です。
初夏の薩南、トカラ、今年のラインナップはこの2本です。
春編で紹介したGW(5月1日夜~5日)もちょうど季節の変わり目で初夏編に入れてもいいかも,
ですね。

この時期は
1、天候が安定していることが多い
2、水温も上がり(硫黄島海域22-24度、トカラ海域25-27度)ウェットでも十分
3、台風の心配が少ない
と言う3つの好条件が揃っています。
絶海の孤島で、潮流が早い上に移動距離も長いこのクルーズでは穏やかな天候に恵まれるのとそうでないのは随分な違いがあります。
ちなみに過去、5月、6月のクルーズはほとんど中止になっていません。
特に6月は梅雨の安定期で2014年の初クルーズ以来ずっと開催率100%を継続しています。
「難点は、お休みが取りにくい!」と良く言われること。(笑)
本当は毎週企画したいくらいなんだけどな~
中々メンバーが集まらなくてやきもきするシーズンでもあります。
さてそんな安定期の初夏シーズン。
とはいえ、昨今の気象変動で季節外れの台風など予測不能の事態も大いにあり得ます。
天気だけは僕の力ではどうにもできないので予約したら、祈りましょう!
と、天気悪かった時の言い訳を軽く挟んで(笑)、見所解説です。
<5月の硫黄島、鬼界カルデラショートクルーズ>残席2名様となりました。
毎年、5月末頃、それまで19~20度くらいだった海水温がいきなり23~24度くらいになるタイミングがある。
枕崎の現地サービスにいた頃からこの傾向は顕著で、坊津あたりまでいきなり真っ青な海になります。
この時期黒潮が勢いを増して暖かい海水を一気に運んでくるからではないか?
僕はそう憶測している。
このタイミングで潜ると透明度はいいし魚も多い。
なので毎年うまくこのタイミングに当たらないかな~、そう思いつつ遠征を企画しています。
テーマはずばり「マグロ艦隊」。
1mを超える巨体が100-200の数で泳ぐ圧巻の光景は必見。
さらに人気のハルマ瀬水中オーロラや憧れの大物ポイント湯瀬など、お休み不要のショート日程でも、がっつり楽しめます。
集合は金曜日の夜、鹿児島空港21-22時くらい、鹿児島中央駅22時-23時とお仕事終わりに集合可能。
日曜日も大阪行き最終新幹線は間に合いますので関西の方はそのまま帰ることもできます。
宿泊は硫黄島。
因みに、アフターダイブの温泉が最高に気持ちいい季節です。

*昨年のログ
http://sunslog.blog42.fc2.com/blog-entry-2948.html<6月の薩南&トカラDiscovery Cruise>残席2名様となりました。
前述の通り2014年以来毎年企画して毎年開催できている開催率100%の6月クルーズです。
この時期最大のポイントは
「トビウオ大集合!」です。
これは実際目にしてもらわないと想像つかないと思いますが、産卵で島周りに集まってきたトビウオたちが夜になると港の中に押し寄せてきます。
島の人たちは手に手に網を持って港からトビウオを捕獲します。
すごい迫力です。
またトビウオを狙って大物たちも岸寄りに集まってくるシーズンでもあります。
サメ、ロウニンアジ 、イソマグロ、、、高確率です。
過去ものすごい規模のイワシウォールに遭遇したこともあります。

硫黄島エリアではこの次期ニタリザメとの遭遇も期待できます。
そしてなんといっても昨年のタイガー急接近!
60mくらいの深場からこちらめがけて悠々と泳いで向かってくるタイガーの姿は脳裏に焼き付いています。

口之島2泊で芽瀬や臥蛇島を、硫黄島2泊で鬼界カルデラや湯瀬を、大物狙いのダイビングメインです。
*昨年のログ
http://sunslog.blog42.fc2.com/blog-entry-2956.htmlすごいですね~!!
ということで初夏のトカラをまとめると
「お休み取れるならこの次期最高です!」でしょうか。
いつかは5月6月は毎週クルーズ企画してるよ、ってくらいのシーズンにしたいな~
~続く~
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2020年の薩南&トカラDiscovery Cruiseスケジュール、お問い合わせ、ご予約は↓
https://tokara-dive.jp/2019sche/
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