「ゆるカタフォトセミナー@世界遺産沖ノ島」

8月23日〜26日の4日間、写真家の
中村卓哉さん、
むらいさちさんのお二人を福岡にお招きしてゆるカタフォトセミナーを開催した。
舞台は世界遺産沖ノ島の海。

全国から集まった9名の猛者たちが、プロカメラマンと共にこの歴史と自然に彩られた素晴らしい海をどう切り取るのか!?


待ちに待った熱い4日間が始まった。
「熱い男」
話は昨年に戻る。
中村征夫さんのサポートとして福岡入りした卓哉さんと初めて出会ったのは福岡空港。
デカイ!が第一印象(笑)
ジェントル!が第二印象。
しかし話してみるとロックンロール魂を持つ熱い男だった!
意気投合した二人が近い世代の海仲間として色々話をしている中で、ゆるカタフォトセミナーの話になった。
相方はむらいさちさんだという。
何年前だろう?
初めてさちさんの写真を見た時、ちょっと驚いた。
構図といい色調といい今まで見たこともないようなファンタジーな写真。
これどうやって撮ってるんだろう??
そう思った。
(名前と作風からさちさんの事女性カメラマンだと思ってのは僕だけではないだろ?(笑))
陰影を基調にカチッとクールな卓哉さんと、色の濃淡を基調にふわっとファンタジーなさちさん。
対極にいる二人が同じ舞台で講習会をやるなんて、まさにゆるとカタ両方味わえる贅沢な話。
それを僕のガイドで、沖ノ島で開催できたら、、、めっちゃ楽しそうじゃないか!!
こうして同世代(ってことにして!)の熱い男3人が集結したのだ。

「何を撮るか、よりどう撮るか?」
初日は沖ノ島の歴史や水中景観の見どころ、撮影機材のチェックや撮影テーマについて入念なミーティングからスタートした。
世界遺産として認定されるに至った島の歴史や自然をどうやったら伝えることができるのか?
沖ノ島ならではの深遠なテーマを二人それぞれの視点で伝えていく。
和やかに話しながらも、いつものダイビングとは違うピリッとした空気が張り詰める、いい雰囲気だ。


海から戻ったらその日撮影した写真をモニターで見ながらお二人の講評や質疑応答の時間。
参加者それぞれの視点やテーマ、撮影方法などとても参考になる。

何よりタイプが全く違う卓哉さんとさちさんの講評がとても面白い。
「何を撮るかではなく、どう撮るか?」を考える写真漬けの日々が4日も続くのだ。
そして海も素晴らしい出会いを用意しくれた。
イサキウォール、クロマグロトルネード、イルカとの遭遇、巨大な岩盤、色鮮やかなソフトコーラル、魅惑のハナダイゾーンやキンギョハナダイの大群、、、
こうして楽しい時間はあっという間に過ぎていった。
最終日は舞台を糸島から博多に移して


博多名物水炊き!
そして今回のセミナーで撮影した参加者のベストショットをモニターで鑑賞。


写真を見ながらあーだこーだみんなでワイワイ楽しい時間。
厳正な審査の結果

バリカタ賞、ゆるふわ賞、SUNS賞を決定!


おめでとうございます!!
そして一番のお楽しみ、卓哉さんとさちさんのスライドショー。
ちょっとだけ紹介すると、





、、、
圧倒的な表現力!
いや、やっぱりプロはすごい。
こうして4日間のセミナーは幕を閉じた。
(この後締めのラーメンを食べにいったのは言うまでもないが(笑))
最後に、熱く撮影に取り組むプロの姿勢を見せてくれたお二人と、それに応えて真剣に撮影に取り組んでいただいた参加者の皆様、本当にありがとうございました。
得難い4日間を皆様とともに過ごすことが出来ました。
ゆるカタ最高!感動しました\(^^)/
また来年、この海でお会いしましょう!
**************************
STINGRAY 玄界灘Discovery Cruise ガイド 木村尚之
https://stingraycruise.com
- 関連記事
-