「薩南&トカラ列島でダイビング!」
薩南&トカラDiscovery Cruiseは薩南諸島やトカラ列島の島々をめぐる冒険ダイビングの旅。
枕崎を出て5日間、天候を睨み、海流を読み、その時一番熱いと思われるスポットを目指す500kmを超える海旅島巡りもこのクルーズの魅力です。

薩南トカラ列島の島々の風景、人との触れ合い、温泉やグルメ、、、
そんなダイビング以外の旅のお楽しみも、少しづつリポートして行きます。
という事で今回は時化に見舞われた4日目の中之島観光の様子をリポート♫
中之島は島の中央にトカラ富士、御岳(979m)が聳える火山島。

3つの天然温泉と亜熱帯の美しい森、そして豊富な湧き水が自慢の島。
人口は150人ほど。
島をドライブしていると島民より多い、と言われているヤギがお出迎えしてくれる、そんな島。


亜熱帯の森にはガジュマルの巨木がたくさん。


絞め殺しの木、と呼ばれるこの木は枝から気根を地面に向けて垂らして周りの木を絞め殺す、と言われている。
稀にこの木の下で休憩していた旅人もうっかり絞め殺される事があるという。
ほら、ここにも、、、

そっとしておきましょう(笑)
沖縄ではキジムナーが住む木としても有名だ。

ほら、ここにも。(トトロ?)
森の中には底なし沼もある。


怪魚が住むというこの沼の説明看板には
ここは昔の噴火口で水深は4mで云々、、、
「底あるやんか!」
そう、ここは島一番のがっかりスポットだ。(笑)
森を抜けると美しい牧場が広がっている。

島とは思えない広大な牧場には日本在来馬として県の天然記念物に指定されているトカラ馬が放牧されている。
明治期になって洋馬との混血が進んで大型化する前の、蒙古系の馬で戦国時代の騎馬隊、などで登場するのはこの在来馬のこと。
ち、小さい!(笑)
映画やドラマでは立派なサラブレッドに乗っている昔のお侍さん。
本当はこんな馬だったのだ。
そして一行は海岸線の絶景スポットへ!


沖に見えるのは口之島。
坂の上の灯台はヤルセ灯台。
写真映えする風景を満喫し、港のジャンボ堤防で時化た海を睨む。

「わっぜ時化とる!」
最後は温泉に入って観光は終了。
う~ん、島満喫。
そしてお楽しみといえば、忘れてはいけないのが、中之島のお宿
「海游倶楽部」さん。

元シェフのオーナーが作る手の込んだ絶品料理はこのクルーズのお楽しみの一つ。

ダイビングの合間に釣り上げた魚もこの通り!


美味い!!

お酒も進みます♫
ほらね、旅の楽しみはダイビングだけではないのだ。
でもね、できれば潜りたいよね(笑)
~6月のトカラリポート、まだまだ続く~
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薩南&トカラDiscovery Cruise ガイド 木村尚之
https://tokara-dive.jp
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