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「海の遊歩道」

「海の遊歩道、糸島ダイブベース誕生」

2011年7月1日、福岡初のボートダイブポイントとして産声をあげた糸島。
調査ダイブで恐る恐るアンカーを落としたその場所を「はじめの一歩」と名付け、糸島でのポイント育成が始まった。

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駐車場もトイレもシャワーもない、が当たり前の福岡のダイビングシーンを変え、みんながいつでも遊びに来れる新しいダイブサイトを育てよう、僕は当時のメンバーにそう呼びかけた。

これはポイント開拓ではなく、ポイント育成だ。

ここはホームグランド。
開拓という言葉は選ばず「育てる」という言葉をあえて使った。
地元漁協や住民の方との関係作りに始まり、ポイント探し、ポイントの整備、ベース基地の整備まで、全てを自分たちの手で一から作り上げて来た。
めんどくさいこと、どうにもならないことも多々あったけど、子供を育てるようにダイブサイトを育てるという経験を多くの仲間と共有できたのは、本当に得難い体験だったと思う。
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さて、そんな苦労話は胸にしまって、昨年写真家の越智隆治さんがオーシャナの取材で玄界灘を潜りに来た時、半日だけ糸島も取材しよう、という話になった。
唐突に訪れた糸島全国デビュー。
大事に育てて来た子供を初めて社会に出す、そんな気持ちでも僕は越智さんと潜った。

「オーシャナ 糸島記事」

なるほど、こんな切り口もあるのか。
決してコンディションの良い日ではなかったが、地元ダイバーが見過ごしている福岡の海の魅力を伝えてくれた。
記事を読んで一番刺激を受けたの糸島のメンバーたちではないだろうか?
(この取材の後糸島メンバーの間でウミシダコラボがブームに(笑))

この7月のオーシャナの取材で僕は多くのことを学んだ。
というか気付かされた。
玄界灘の可能性、そして福岡という大都市の目の前に広がる海の素晴らしさ。
これはもうそろそろ糸島も我々育成メンバーの手を離れて自立する時かも。

9シーズン目の開幕を迎える4月、Diver’s Guide SUNS糸島ベースは「糸島ダイブベース」として第二章をスタートします。

この糸島の素晴らしさは何と言っても「街との距離感」にあると思う。
市街地から車で30分。
空港から40分。
ついたその日にそのままダイビングに行ける、そんな大都市は日本でも福岡だけではなかろうか?

そして大都市の目の前に広がる豊かな生態系を持つ海。
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福岡には宝満山という、ガチの山岳屋から散歩気分のトレッカーまで多くの登山客に愛される裏山があるんだけど、糸島もそんな裏山気分で遊びにこれる、けど奥の深いダイブポイントになれば良いな、と思う。

「ライセンスがあればどなたでも」

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コンセプトは海の遊歩道。
ビジターやダイビングを初めて間もないダイバーはガイド頼んで解説してもらいながら散策できるし、地元のダイバーは通い詰めてバディダイブで自分たちの志向を追求できる。
なんなら解説マップ作りやガイド本作りに参加してる地元ダイバーもいたりする。
まさに海の遊歩道だ。
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駐車場もトイレもシャワーもない、が当たり前の福岡のダイビングシーンを変え、日本に誇れる福岡ダイバーのホームグランドを作り上げることが僕らの新しい目標だ。

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糸島ダイブベース
https://itoshima-divebase.jp



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